「は? なんでそんなこと」
「神仓流を継ぐのなら、必ずそういうことを习得しなければならないわ。私も若いうちからやることはやっていたしね」
そう、冴华もかなり早くから性技を习得していたのだ。おそらく母亲の风华から手ほどきだけを受け、実践については风华が亡くなった后、街の不良などを相手に実戦で覚えていったものと総太郎は推测している。
「そのためには练习相手が必要になる。そんな男はそうそう用意できるものじゃないのよ。でも、お父さんが相手でいいなら家でトレーニングできる。ちょうど智华もお父さんのことをこらしめたいって思っているようだし、たくさん射精させて悲鸣を上げさせてやるといいわ」
「……なるほどね」
智华も神仓流は継ぐつもりでいるのだ。そのことについては冴华に反抗したことは一度もなかった。
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冴华のことをよく思ってないにしろ、神仓流の后継者に必要なことだと言われたら话を闻く気になったのだろう。普段から、稽古のときは素直に冴华の言うことに従っているのだ。
とはいえ、智华は纳得できない部分もあるようだった。
「でも、お父さんにえっちなことしちゃっていいわけ? お母さんはそれで平気なの?」
「え? まあいいんじゃない、平気だけど」
「……いや普通、自分以外の女と夫がえっちなことするとか嫌がるものでしょ。お父さんを大切に思ってるんならさあ」
「ああ、それは大切には思ってるけどね。だって父さんがいなきゃ稽古もままならないわけだし」
「そういうこと言ってるんじゃない!」
今までの総太郎に対する态度も忘れたかのように、智华は眉根を寄せて大声を上げた。
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「私、お母さんのそういうところホント好きになれない!」
本当に嫌そうに言い放つ智华。冴华もさすがにあっけにとられたような顔になる。
「そういうことなら远虑しないからね。私がえっちなことしまくって、お父さん取っちゃうからね!」
「ははあ、なるほど。そう来るとはね、面白いじゃない智华」
心底から面白いというふうに冴华は言った。
「何がおかしいのよ。知らないからね、ホントにお父さんの気持ちが离れて私になびいちゃっても」
「うん、それはいいわよ。やれるものならね」
「なに余裕ぶってるのよ」
「だって、まだ智华は何もえっちなことできないじゃない。そんなんで私から父さんを夺えると思ってるのかな?」
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