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日文6665(一)(12)


こんな中で戦いを続けるのは无谋だった。ハンニバルとソウジを失うのは非常に痛いが、ここは絶対に退却すべきだ。
「あら、その子はこの状况でも冷静ね?なかなか郁陶しいわ」
ロックブーケは私の方を见て目を细めた。
「それでは帝国军の头脳にも寝返ってもらいましょうか」
妖艶に舌なめずりをして、私を见つめる。その目に私は吸いこまれそうな感覚に陥った。

「な、何…」
気がつけば私は全裸になっていた。あたりからは陛下たちの姿は消え、ロックブーケだけが不敌な笑みを浮かべて立っている。异様な空気だった。
「『テンプテーション』の世界にようこそ、帝国军の头脳さん」
(これがロックブーケの技か…)
ハンニバルやソウジの様子から考察すると、これは魅了系の技であることが推测される。
私は身构えた。
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「贵方の隠された欲望…私が満たしてアゲルわ?」
隠された欲望だと?
なるほど、そこにつけ込み私を魅了する気か?
しかし、私にはその隠された欲望に全く心当たりがなかった。
ハンニバルやソウジは真面目で実直な性格から、武道第一でそれほど游びの経験がなかったと予想できる。その真面目な生き方の裏に隠された欲望とやらがあったのかもしれない。
しかし、私は术や兵法、政治を学ぶ反面、良い意味で不真面目さもあったと自负している。
游びの経験も沢山あるのだ。そこには勉学だけではなく、人生経験を広げなければ、良い策や新しい术を考えるのは不可能だという信念があった。
目の前のロックブーケは确かに絶世の美女だが、美しい女性なら何度も相手したことがある。
ロックブーケがそのまま诱惑してきたところで、私が堕ちるとは思えなかった。
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「ふふふ、今回は私が直接相手はしないわ。その前に贵方の歪んだ欲望を満たすのはこの子たちよ?」
(相手はロックブーケではない?どう出るつもりだ…?)
私が身构えていると、ロックブーケの横からスっと何かが现れる。

(う、これは…?)
それはラミアという、上半身は人间の女、下半身は蛇というモンスターだった。
(な、なぜ…?)
私は呆気にとられた。
帝国军最高の术师と言っても过言ではない私にとっては、ラミアなど雑鱼モンスターと言ってもいい。
こんな奴が出たところで一体どうするというのだ?
「ふふふ…ラミア…あの子の歪んだ愿望を叶えてあげなさい?」
ロックブーケがそう言うとラミアはニヤリと笑い、私に近づくと、目をカッと见开いた。
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