柔らかそうで大きな胸が揺れる度にドギマギし、彼女がポーズを変える度にどうしても视线がみえそうで见えないスカートに惹き付けられる。
可爱い。とにかく、レミィが可爱い。
思考がレミィで埋め尽くされる。兴奋で息が荒くなる。レミィのことしか考えられなくなりそうなのを必死で耐える。
「ふふっ……顽张るねレイヴ……。私はそういうレイヴの顽张り屋さんなところ、好きだよ……??」
「あぁぁぁあああっ!そういう、ことを……言う、なぁ……!」
『好き』。
レミィにそういわれただけで全身にぞわりとした刺激と圧倒的な幸福感に袭われる。頬が缓むのを必死に耐える。反撃とか、攻撃とか、そんなのを考える余裕はなかった。自分の心と戦い、冲动を押さえ込むのだけで必死だった。
「じゃぁ次の魔法いくね…。中级のサキュバスあたりからよく使ってくる魅了魔法なんだけどね…」
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必死な俺を他所にレミィは楽しそうにそう告げると人差し指と中指を自身のぷるぷるの唇にもっていく。そこからどんな动作を行うのかは明らかだった。
「ん……chu??」
「ぁ……」
可爱い。あまりに可爱すぎる投げキッス。
来るのがわかってたのにその可爱さに见惚れ、警戒も何もかもを忘れて惚けってしまう。
头のなかで何度も缲り返される投げキッスの动作。
その妄想にとらえられた俺は…投げキッスと共に放たれたハートがふわふわとゆっくりとした轨道で、けど确実に自分に近づいてきてることにすら気づかなかった。そして…ハートがぽわんと、俺に当たって弾ける。
「ひっ……ぁ、あ……??」
そして今度の魅了魔法の効果は、絶大だった。
ハートが弾けた瞬间、思考は完全にフリーズした。なにも考えられなくなった。音も、匂いも、视覚も、あらゆる感覚がレミィを感じることにだけ使われ、それ以外に使われなくなる。必死に押さえ込もうとしてた心から「すき」が溢れだし、それ以外の感情が恋慕の浊流に呑まれて押し流されていく。
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「あはっ……??効果觌面だね……??かわいいよ、レイヴ……??もっといじめたくなっちゃう……??」
頬を赤めらせ、サディスティックな笑みを浮かべるレミィ。俺が始めてみる彼女の素顔。だが、それさえもう异常なまでにかわいく、きれいで魅力的に见える。声を出したら「すき」が漏れそうで、ただ一度でも「すき」が漏れたら大変なことになりそうで。俺は必死に口を开けないように脱力したからだに无理に力をこめて、耐えた。
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