そのため冒険では魅了に一番耐性を持つ、姫様をメインにレミィが援护をし、邪魔が入らないように周囲の雑鱼を俺が倒す戦いかたをしていた。故に、俺が直接サキュバスと戦ったことはない。
これが、サキュバスの魅了魔法。头が痺れ、力は溶け落ち、桃色に全身を染め上げられるような感覚。そのうえどこまで言っても不快感はなく、それゆえにどんどんとこの感覚に溺れてしまいそうになる。
「レイヴは魅了に全く耐性ないもんね……。いつも私とあの女で倒すようにしてたし、魅了もちは最优先で杀してたから。ここまでの冒険で魅了なんてなったこと、ないもんね……。どう?はじめての魅了魔法の感想は……くすくす……??」
「ぅ、あぁぁ……しゃ、喋るなぁっ……声、だけでも、これっ……」
「うん、わかるよレイヴ……。声だけで気持ちいいんだよね?闻いてるだけで背筋ぞわぞわして、头ぽわぽわして、うまく头、回らなくなるんだよね??でも……私が教えて贳った魅了魔法は、ひとつじゃないんだよ……??」
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すっ…とレミィがポーズをとる。脇を见せ、おっぱいやお尻のボディラインを强调するような扇情的なセクシーポーズ。その姿に思わず目が钉付けになる。そしてー
「まずこれが初级の魅了魔法…えいっ??」
「ぇ……?ぁ、あああああ!?」
レミィが、とても可爱らしくウインクした。
とたんにハートが弾けレミィからハートの形をした魔力のオーラが流し込まれる。そのハートが俺のからだに入り込む度にピリピリと甘い痺れが全身に走り回る。目の前のレミィがより一层可爱くみえてドキドキが止まらない。
「これが、チャームウインク……だよ??低级のサキュバスも使ってくる魅了魔法……。レイヴくらいの戦士になれば魅了耐性がついてこれくらい耐えられるんだけど……レイヴに耐性はついてないもんね……??ほら、もう一回……ぱちっ??」
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「なぁっ??ぅ、あぁぁ……??」
「レイヴはこっちのポーズの方がいいかな……?ぱちっ??それともこっち?……ぱちっ??」
レミィが、ポーズを次々と変えながらウインクをする。胸を强调してたり、足をみせつけるようなポーズだったり、どれも妖艶で可爱らしいポーズ。そして决まってポーズをとりおわるとチャームウインクを飞ばしてくる。
レミィはただウインクをしてるだけ。そして俺はそれをみてるだけ。なのに、まるでからだの内侧から抚で上げるような快感が全身を袭ってくる。その上、ウインクをみればみるほどレミィにどんどん见惚れてしまう…。
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