「抵抗しなくても……気持ちよくなっちゃうでしょ……??」
レミィの言う通りだった。一度自ら顔を魔乳に擦り付けることを覚えたからだは危険だと理解しているのにビクビクと体を震わせてしまう。それに、抵抗をやめたことで彼女の、レミィの甘い匂いをより强く意识してしまう。
鼻の奥に络み付くような重くて甘い、それでいて不快感もない、吸えば吸うほど浓密な桃色の雾が头のあちこちを隠して、なにも考えられなくなっていくような感覚に袭われる匂い。危険なのは分かってるのに、なにが危険なのかを思い出そうとすると思考に雾がかかり、酷くこの匂いがほしくなって吸い込んでしまう。そのフェロモンの快感で体がびくつき、力を夺うおっぱいの感触に绊され、気づくと脳内に新たな桃色の雾が现れる。どんどん、考えられることを狭められていく。彼女の事しか、レミィのことしか考えられなくなっていく。
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自分が剣を既に手离してることにさえ気づくことができない程、レミィに梦中になっていく。
それが、とても、心地いい。
「あ、ふふっ……??レイヴのここ、もう涙流してるよ…??そんなに気持ちよかったのかな……??」
「あ……??」
レミィの黒い手袋に包まれた手がズボンの上から分かるほど大きくして染みをつけている俺の肉棒をつつー……っとなぞった。それだけで背筋がぞくんとして、大きく体を震わせる。漏れだしている程度だった我慢汁が一気に溢れて、俺の肉棒を湿らせていく。それこそ涙を流しているように。
「ズボンの上からなのに、すごい反応だねレイヴ……??かわいい……??」
「や、やぁ、ひ、それ、やばっ……」
レミィのさらさらの手袋をつけた指先がズボンの上から肉棒の先をくるくると回る。と、思えば軽く爪を立て、かりかりと先っぽを刺激する。何度も何度も、不规则に责め手を変えながら、その、极上の肌触りの手袋の感触と、彼女の手の、指の暖かさをこれでもかと味あわせてくる。
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「まだ、ズボンの上からだよレイヴ…??ほら、こうやって……」
「ぇ、ひぇ、なっ、なんでっ…!?」
レミィが指をならすと共にズボンとパンツが一瞬で脱がされた。これもサキュバスの魔法、なのかは定かではないがズボンとパンツがなくなったことでレミィの掌と俺のどろどろの肉棒を隔て、仅かでも快感を抑えていた壁が、なくなってしまった。
彼女の言う通り、まだズボンの上から、しかも指だけでもこれだったのだ。そのまま握られたときの快楽を与えられたら俺が壊れることなんて想像するのも容易いものだった。
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