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日文655(57)


ぬちゅ、くちゅ、と卑猥な音を立てて口の中で舌が动きまわるにつれ、僕は徐々に抵抗する気力を失ってしまい、四肢から力が抜けていく。

――ああ、また、こうなってしまった。
いや违う、こうなることを期待してここに来たのだ。授业が终わって人が减ってきたころを见计らい、秋帆に嘘をついてまで――

普段の川上先生のイメージ、それは、春に咲く花のように明るく屈託のない笑顔。汚れたことなんて何も知らない、清楚な女性。
绮丽な人なのに、周囲に全く男の匂いがしないことがその人気に拍车をかけていた。ひょっとすると男性と付き合ったことがないんじゃないか。生徒の间では、期待も込めてそんな噂すら流れていた。
少なくとも僕は、その噂を信じていた。先週、先生に突然呼び出され、この同じ场所で、唇を夺われるまでは……。
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先週、突然川上先生に音楽室に呼び出された时は何だろうと思った。
川上先生は、僕の学校で英语を教えている教师だが、学生时代の経験を生かして吹奏楽部の顾问をやっている。去年までは女子校に勤めていたそうで、今年の4月、僕らの学校へ転勤してきたばかりだ。
僕は吹奏楽部に所属していたから、顾问である川上先生とは何度か话したこともあった。だが吹奏楽部は人数が多いから、一対一で话すような机会はあまりなかったし、もちろん呼び出されるような要件にも心当たりがなかった。
先生から呼び出し、となると大抵は、秋帆が言うように悪い知らせのことが多いから最初は悪い予感がしたのだが、それでもみんなのアイドルである川上先生と话せるのは悪い気はしない。だから、何事かと思いつつも若干鼻の下を伸ばして、ワクワクするような気持ちを抱いて、二人きりで音楽室に入っていったのが先週の出来事だ。

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とは言っても、みんなのアイドルである川上先生と、もっと仲良くなってやろう、程度の可爱い动机だ。だから、秋帆にも川上先生に呼び出されたと正直に言ったし、彼女に冷やかされながらも先に帰ってもらったのだ。
――だってまさか、会ってすぐに川上先生に「私の彼氏になって」と言われ、呆気にとられて答える间もないままキスされるなんて、梦にも思わなかったから。
ましてや、舌を差し込まれディープキスされながら、僕の心を溶かしてしまうかのように优しく、いやらしく、股间を抚でられるなんて。
ズボンの上から性器を抚でまわすそのテクニックのあまりの気持ちよさに僕は、何が何だかわからないまま、そのままズボンの中で射精させられてしまって――。
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