(駄目だ。完全に……捉われた……)
俺の中の冷静な部分が絶望的に呟く。
もう俺は完全に彼女に恋をしてしまっている。
彼女の虏になってしまっている。
「私の中で、瀬崎様のがぴくぴく震えています……」
「ああ、ターニャの中、気持ち良い……」
「私、瀬崎様と一つになれているんですね。とても嬉しいです。瀬崎様は?瀬崎様はいかがですか?」
「ああ……お、俺も、嬉しいよ」
「嬉しい。动きますね」
にこりと笑って、ターニャが腰を蠢かす。
「うああああああああああああっ!!」
俺は絶叫していた。
ターニャの腰の动き。それはパーティーの时に见たあの动き。
ぐねぐね、うねうね、ぐにょぐにょと関节があるのかと思うほどに自由自在に蠢く。
蠢くのは腰だけではなくその内部、膣全体が蠢いて、俺の物を缔め付ける。
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缔め付ける场所も自在に変わり、无数の肉襞が全体を舐めしゃぶり、子宫口が强力に吸引する。
その予想もつかない动きは、确かに《クラーケン》の名に耻じない。
ぐじゅぐじゅ、くちゅくちゅ、ずちゅずちゅ……???
俺の物を咀嚼するかのようにターニャの腰が动き、结合部から搅拌された爱液と先走りの混じった液が溢れ出す。
「あああっ、そ、それ、だめぇっっ!!」
俺は必死にターニャの腰にすがりつくが、その动きを止められない!
「あぁぁぁ……」
目の焦点が合わない!ターニャが何人にも见える。
何人ものターニャに微笑み挂けられる!
「瀬崎様」
ターニャの细腕が首に周り、ふにっと胸の谷间に挟められる。
骑乗位から座位に変わる。
だが、俺はまったく动けない。
动いているのはターニャだけ。それでも、凄まじいばかりの快楽が俺を袭う。
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俺は少しでも快楽に耐えるために、ターニャの乳房に吸い付いた。
「あぁんっ、気持ち良いです、瀬崎様」
ターニャが俺の头を抚でる。
しかし、それでも、彼女の腰が赍す快楽は一向に衰える事はなく。
むしろ、口の中に広がる彼女の乳房の味に、俺は止めを刺された。
自ら快楽を求め、腰を突きあげてしまう。
「ぬおおおおっ!!」
凄まじい快楽に、神経がぶちぶちと切れていく。
「全て何もかも忘れて、私に溺れてください、瀬崎様」
ターニャは妖艶に笑み、俺の突きあげを柔らかく受け止めつつも、自在な动きで缔め付けてくる。
それが、真正の止めとなった。俺の脳内で白色の爆発が起こる。
「むをををををっ!!」
どびゅぅっ、びゅくびゅくびゅくっ、びゅるるるるっ、どびゅっ、どくっ、どくんっ、びゅるぅっ………
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