足の指の一本一本を口に含み、ねっとりと唾液をまぶして丹念に舐め回し、ちゅぽんっと音がするほど吸う。
股の间も丹念に舐める。
もう片方の足を、ターニャは自分の体全体を使って这いあがってくる。
唇、舌、胸、腹、あそこ、太腿、足、指……。
女のありとあらゆる场所を駆使しての爱抚に、股间の逸物が切なさに震える。
「ターニャ、早くぅ……」
ゆっくり焦らすような至极の快楽に、もはや俺の头の中に外务省で恐れられた怜悧な判断能力は残されていなかった。
柔らかな女の肢体に包まれ、ベッドの上に四肢を投げ出し、ただただ极楽を漂う。
(早くすっきりしたい……)
ぼんやりとした头で思うのは、射精の事ばかり。
(何时になったら、射精させてくれるんだろう………)
ターニャが俺の足を这いあがってくる。
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同时にぞくぞくとした快楽も这いあがってくる。
早く来てくれと叫んでいるかの如く、俺のペニスは震えていた。
「ふふ、瀬崎様。こんなに期待してくださってるんですね」
遂に。俺の物にターニャが顔を近づける。
赤黒く勃起し、震えるペニスを前に、ターニャが目を细め、口元に微笑を浮かべる。
「ふふ、瀬崎様、凄いぴくぴくしていますよ。それに我慢汁が凄い染み出てます」
「ううっ……」
我慢汁なんて日本语まで知ってるのか。
「まるで泣いているみたい。ふ~っ」
「あうっ!!」
息を吹きかけられただけで、ぴくんっと震える。
「ふふふ、可爱いです」
「ああ、焦らさないで……」
「あ、ごめんなさい。别に焦らしてるつもりはなかったんですけど」
嘘だ。絶対に焦らしてた。
ターニャは軽く谢ると根元を握って、见せつけるように舌を伸ばして见せる。
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赤く、ぬらぬらと辉く舌。
それがゆっくりと、ペニスに近づいていき―――裏筋を舐めあげる。
肉厚な舌にれろぉ~っと舐め上げられただけで、浓厚な快楽が背筋を駆け上がって、脳髄を直撃する。
先端からは次々と我慢汁が涌き出してきてしまう。
「あぁっっ……??」
待ちに待った肉棒への爱抚に、高い喘ぎ声が漏れる。
「すごぉい。我慢汁がぴゅるぴゅるって。まるで射精しているみたいですよ」
「あぁ、ターニャぁ……??」
「ふふ」
蕩けている俺の様子に、笑みを见せ、俺の肉棒にキスをまぶす。
くちゅ、ちゅ、くちゅ。
赤黒いペニスに、ぷるぷるの唇が押し付けられる度、紫色のキスマークが刻まれていく。
それはまるで、何かの呪印のようだった。
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