「っ――――」
余りの事に、声もなく立ち尽くす俺と华香。
无音の世界にちゅこちゅことペニスを扱く音だけが响いて。
こんな状况なのに、すっかり手懐けられてしまったペニスはあっという间に硬さを取り戻す。
「あぁっ?や、やめるんだっ、君华……はふ??」
俺の感じる场所、感じる责め方を熟知している君华の爱抚に、俺は堪らず甘い声を漏らしてしまう。
「お父さん、すーっごく、気持ちよさそうでしょ?」
「あっ?くっ?」
右手でペニスを握りながら、左手で睾丸を転がされて。
「ほら。こうやって……」
れろれろと、亀头に舌を这わされると、ぞくぞくとした感触が背筋を駆け上り、
「あっ……??」
无様にも、どびゅどびゅとこの日9度目の白浊液を床にぶちまけてしまう。
君华は、まるで褒めて欲しいとでも言わんばかりに瞳を辉かせながら母亲を振り返って、
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「こうやってスッキリさせてあげるとね。お父さんは凄く优しいの。もう殴られたり、怒鸣られたりしなくていいんだよ?」
「何を………何を言ってるの……?」
肩を震わせながらも、既に华香は泣き止んでいた。
その目はまるで、単なる黒い穴のように虚ろで。
全身から阳炎のように杀気が立ち昇っていた。
「どうしたの?お母さん。これでまた家族三人仲良く―――」
「ふざけないでっ!」
叫び、再び华香が君华に向けて突进する。
「お父さん、お母さんを止めて」
俺は寸前で二人の间に割って入り、华香を抱き止めた。
それは、果たして自分の意思だったのか。
それとも、君华の命令に従っただけなのか。
判然とはしなかったけれども、
「うぐっ………」
脇腹を贯かれる激痛に、思わず顔が歪む。
「あっ…き、君人さん……」
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ふらふらと距离を取った华香は、俺の腹に刺さった包丁と、溢れ出す血潮を见て青褪めた。
「なんで、そんな、私……あ、ああ、あああっ……き、君人さんっ、ご、ごめ、ごめんなさいっ……!!」
その场にぺたんと頽れ、顔を覆って恸哭する妻を、俺は精一杯の优しさを込めて抱き缔めた。
「俺が悪かった。だから、気にしないでくれ」
体中の热が流れ出していくような感覚によろめき、膝をつく。
寒さと、急激な眠気が袭ってきた。
様々な感情が込み上げてくる。
だが、それらすべてを伝える时间はなさそうだ。
「君华を许して……やって……くれ……」
华香の服をもべったりと赤く汚しながら、崩れ落ち、俺の意识は途絶えた。
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