「あたしも、あなたを壊そうとして何回も失败したわけだし、学习ぐらいするわよ。今までのやり方じゃダメなんじゃないか、って思ってね……」
あまり感情の感じられない声を出しながら、冴华は総太郎の腕に抱きついている自分の腕の力を少し强める。
総太郎の腕には、彼女の形のいい胸の柔らかみが伝わってくる。そんな彼女の感触と体温を心地いいと思う程度には、総太郎は冴华との夜に惯れてきていた。
「ま、要するに気が変わったのよ。最初はとことん壊してやるつもりでいたけど、それはもったいないって思わせるだけのものを见せてくれたし、堕とすほうに切り替えたわけ」
そう言って、冴华は小さく身じろぎをする。そうすると、より総太郎の体に冴华の感触が伝わってくる。
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「こんなこと、もしあの日あたしが负けてたら一生言わなかったと思うけど、厄介な奴だなって思い始めてた时点で、あたしは総太郎のことをライバルと认めてたよ。去年の夏ぐらいかな」
「そうだったのか」
「秋にリベンジマッチを申し込まれたときには、まだ壊してやるつもりでいたけど……あの冬の决戦の日は本当に感心したわ」
最后の胜负のことを思い出しているのか、その冴华の声には真挚な响きがあった。
「あの何も知らない甘ちゃんだったあんたが、一年も経たずにあたしと互角に张り合えたんだからね。ここまでやれる奴なら、屈服させて奴隷にしたいって思ったんだよ。以前はそんなことかけらも思ったことなかったのに、ある意味、あの胜负であたしは総太郎の実力を认めさせられたんでしょうね」
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喜んでいいのか、複雑なところだった。総太郎は夫としての価値を冴华に认めさせることはできていたようだ。だが、そこが総太郎の限界でもあったようである。
冴华の実力に手をかけるところまでは行けたが、追いすがることはできても追い越すことはできなかった。それがあの日の胜败として现れ、こうして今では上下関係として现れているのだった。
「その実力、これからは私と神仓流のために役立ててもらうからね。総太郎なら、秘法を使った女にとっては最高のトレーニングパートナーになるわ」
「しかし……女性恐怖症がぶり返した今の俺に、そういう役に立つことができるんだろうか」
「それは心配いらないわ。あたしに逆らうことはできないでしょうし、女に危害を加えることもできないかもしれない。でも、実力はちゃんと発挥できるように、コントロールしておいてあげるから」
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