「あと、私も思うところがあってね。あなたが冴华に胜つまでのあいだ、私自身も协力をしてあげようと思っているの」
「えっ?」
「あなたには、さっさと神仓冴华を倒してもらいたいの。そうならない限り、あなたの目はいつまでも冴华に向いたままなのだもの」
髪を后ろ手で编み込みながら、优那はいたずらっぽい目を総太郎に向ける。
优那の仕草が妙に色っぽく见えて、総太郎はドキドキしながら、彼女の言叶を待つ。
「あなたの最大のライバルはこの私でなければならない。だから、あなたが冴华を倒す手伝いをしてあげる。私にできることがあるなら、远虑なく申し出なさい」
髪を编み込み终えて后头部でリボンを结び、优那は立ち上がる。
すると、その拍子に毛布がはらりと落ちて、昨日同様の美しい裸体がさらけ出された。
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「あら」
「うっ……」
高窓から差し込む朝日に照らされた优那の肢体は、ため息が出るほどに美しい。白い肌は阳の光を浴びて透き通るような艶やかさを放ち、长く美しい金髪は阳光を反射して光り辉いていた。
すると、优那は小さく笑みを浮かべる。総太郎の股间が大きくなっていることに気づいたようだ。
「ふふっ、昨日あれだけ痛い目に合わされたというのに、惩りないのね。私の体にそんなに兴奋しちゃってたら、胜てるものも胜てないのではなくて?」
「だ、大丈夫です! 今后は性欲を力に変えていこうと思っていますから」
以前からそれは思っていたことだが、充分に実践できていたとは言いがたい。今度はそうした努力もより重ねていかねばならないであろう。
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「またセクハラ攻撃でもするつもり? まあいいわ、あなたが手强くなるのは大歓迎だし、期待しているわよ。さて、さっそくだけど私に协力して欲しいことはあるかしら?」
「あ、はい……そうですね、ええと……」
総太郎は考える。
昨日、姫乃たちの前で、街で强者を探すという提案をした総太郎だったが、それにあたってはひとつ大きな问题があったのだ。が、优那が协力してくれるのならば、その问题は容易に払拭できる。渡りに船なのだ。
総太郎はそれを优那に対して説明する。すると、彼女は快くうなずいた。
「いいわよ。なんだか面白そうじゃない」
こうして、総太郎は优那を协力者として今后に临むこととなったのである。
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