「このおっ!」
智华が両足で踏み切り、お尻を突き出しながら后ろに跳んできたのだ。
そして、踏み込んでいた総太郎はそれに反応することができず、智华の尻は総太郎の腹に直撃する!
ドスッ!
「うぐうっ!」
ヒップアタックを食らい、さすがに小柄な智华のそれといえど全体重が乗った一撃は重く、総太郎の体はくの字に折れる。
そして、そこにもう一度智华はヒップアタックを缲り出してきた。
「えぇいっ!」
どむっ!
「ぐふっ!」
スパッツに包まれた尻が顔を直撃し、総太郎は后ろに弾き飞ばされた。
「ふう、危なかった。后ろを取った変な动きまではよかったけど、その后が甘かったね」
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倒れはしなかったが、后ろによろけた上にヒップアタックの冲撃で脳を揺さぶられ、立っているだけでやっとだ。その上、视界が一时的に効かなくなっている。
「てえぇいっ!」
智华が后ろ上段蹴りを放ち、総太郎のアゴを蹴り上げた。
ガシイィッ!
「ぐわっ!」
无防备なところに豪快な蹴りを食らい、総太郎はさすがに立ってはいられず、后ろに倒れた。
「う、ううっ……」
身长差のせいもあって冲撃は大きくはなかったが、アゴを下から蹴り上げられてはダメージは大きい。倒れたままの総太郎に歩み寄った智华は、拳を突きつけてきた。
「はい、これで本当に私の胜ちだね、お父さん」
さすがにこれでは何も言い訳ができない。完肤无きまでの败北だった。
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「み……见事だ」
「どうかな。そんなにたいしたことをしたつもりはないんだけど、お父さんがおかしいんじゃないの。ホント、自分の娘に负けっぱなしとか、これじゃお母さんにも胜てないわけだよ。情けない」
智华の态度は冷たい。総太郎の不甲斐なさのせいであることは明白だ。
そして、智华が総太郎の下半身にふいに视线を移すと、次の瞬间、すっと彼女の目が细められた。
「あのさ、なんで、股间が膨らんじゃってるの?」
「え……」
総太郎は无自覚だったので慌てた。まさかと思ったが、确かに、総太郎は勃起していた。
「え、いや、これは……」
先ほどのヒップアタックが原因なのだろうか? それとも、长时间この薄着姿の智华と相対していたせいなのか。
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