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日文676(11)


 
 アリエラに、そんなものは生えていない。彼女は生粋の女性だ。
 
 だが事実として、引き缔まった下半身を布一枚缠わず晒しながら、アリエラは股から生えた立派な男根を少女の胸に包まれ、今までに见たこともない恍惚の表情を浮かべ喘いでいる。
 
「あ、ちょっと待っててね? 急いで骑士さんも堕としちゃうから?」
 
 そういって、少女はアリエラの阴茎を包んだまま豊満な胸を互い违いに擦り合わせる。时折、両乳をぎゅっと寄せ根本から先端まで、ぷくりと膨らみ透明な滴を垂れ流す阴茎の先まで圧迫しながら擦っていく。
 いつも凛々しく骑士として皆を守る彼女が、たったそれだけで甘い声をあげ、情けなく身体を震わせる。
 そんなアリエラの姿に目を细めながら、少女は谷间の中からぴょこんと头を覗かせる阴茎の先にそっとキスをした。

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────どぷっびゅるるるるるっ!
 
「はい、骑士さま完堕ち~? あはぁ? みんなちょろいなぁ?」
 
 少女の唇が触れた瞬间、アリエラは一际大きく身体を震わせ、背を弓なりに反らしながら、絶顶した。
 端目に见ても、明らかな絶顶。なんせ、あるはずのない男の象徴から、出るはずのない白い液体がどろどろと喷き出しているのだから。
 それも、少女が笑い双乳がふるふる震える度に、どぷどぷと势いよく。
 
 ヒカリは、そのあまりにも现実离れした光景を、ただ、惊愕をもって眺めることしかできなかった。
 もし命をかけた戦いの现场であれば、もし最初から戦いのスイッチが入っていれば、すぐさま勇者としてこの异常に対応し戦闘の态势へと入っていただろう。
 だが、彼女は勇者であると同时に、まだ年端もいかない一人の少女なのだ。

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 唐突に访れた异常事态に、脳が処理を拒否する。目の前の光景を现実として受け止めたくないと叫んでいる。
 
 だが、それもアリエラの蕩けきった声によって现実に引き戻された。
 そうだ、目を背けている场合ではない。骑士を、アリエラを助けないと。
 何はともあれ、目の前の少女は敌に违いない。そして、あの様子ではアリエラはきっと戦えない。
 だが、シノンが、レルがいる。仲间がいる。暗杀者のシノンならば、あの无防备な首もとを一瞬で刈り取れる。魔女のレルならば、きっとアリエラを正気に戻してくれる。彼女达がいれば…!
 思考を巡らせ、部屋にいるはずの二人の姿を探す。
 
 幸运なことに、二人はすぐに见つかった。それも、伤一つない姿で。
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