だが、寿々姉が无言でスマホをひらひらと振るのを见て、観念せざるを得なかった。
意を决し、一気にずり下ろす。
「へー」
「へー」
露になったおちんちんを见て、二人の声が见事にハモった。
正直、二人に见られるのは初めてではない。
だが、だからと言って耻ずかしさが軽减される訳ではないのだ。
「な、なんだよ……」
「いや、暂く见ないうちに立派になったなーって思って」
「ちゃんと毛も生えてるし、大人のおちんちんになってる」
「う、うるさいっ、ま、前だって毛ぐらい……」
「そうだっけ?」
「ちょろっとだけね」
二人の视线を感じ、羞耻心に顔まで真っ赤にして、できるだけ身を缩こまらせる。
「も、もういいだろ、お仕置きはこれで终わり!」
「何言ってんの。まだまだこれからでしょ。寿々」
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「はい」
菜々姉の指示に、寿々姉が颔き、鞄の中から黒い布を取り出す。
嫌な予感がどんどん膨らんでいく。
「この目隠しをして、ベッドに仰向けになりなさい」
「……マジで?」
「マジで」
踌躇したものの、今は菜々姉が満足するまで好きなようにさせるしかない。
目隠しを受け取り、装着する。
「ずれないようにしっかりと结んで」
「あ、ああ」
视界が塞がれるだけで、物凄く怖いし、心细い。
手探りで部屋の中を移动して、ベッドに仰向けになる。
正直、全裸でベッドに仰向けになる事すら嫌だった。
だが、そんなことは言っていられない。
「そのまま、万歳」
指示されるまま、両腕を头方向に伸ばす。
菜々姉か寿々姉かわからないが、どちらかに手首を掴まれ、头方向にさらに引っ张られて―――
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―――がちゃん。
金属同士が噛み合うような音。
手首に感じるひんやりとした硬い感触。
「こ、これって……」
试しに腕を动かしてみると、
―――がしゃん、がしゃん。
予想通り、金属がぶつかり合う嫌な音がする。
间违いない。
万歳の体势で、両腕をベッドの支柱に手锭で拘束されてしまったのだ。
(こんなものまで用意してるなんて……)
目隠しに、手锭まで。
初めから、こうするつもりだったとしか思えない。
「ちょっ、い、いくら何でも洒落にならないって――――!」
「暴れても无~駄。简単には外れないんだから」
「暴れると、手首擦り剥いちゃうから大人しくして」
「んんっ……!!」
左から菜々姉、右から寿々姉の声が耳のすぐそばでしてこそばゆい。
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