だが、回避は间に合わなかった。
回避を选択した判断は、决して遅くなかった。普段ならば、十分に间に合った。
唯一の误算は、普段とは违う、股间にそびえる固いモノ。
感じたことのない违和感が、勇者の动きを钝らせる。
そして、その仅かな钝りは、ことこの瞬间においては、致命的なまでな遅れを生み出してしまう。
「はぁい、ぎゅ~?勇者さまつーかまえた?あはぁ~骑士さんもこうやって捕まえちゃったんだぁ?それでねぇ…すりすりぃって…ふにふにぃって…おっぱいを押し付けてあげたの……?」
むにゅぅぅぅ?
「ぁ……はぅぅ……?」
勇者の腰に络み付く腕。女性としては平均的な背の高さの勇者。だが、少女の体躯はそれ以上に小柄で。
丁度へその部分に、むぎゅと押し付けられる乳房。
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その感触の快楽は、服越しとはいえ、勇者の腰を砕くにはあまりにも十分だった。
「骑士さんのおちんちんもおっきくなっててねぇ……?私がおっぱいを押し付けるとかわいい声をたくさん闻かせてくれたんだぁ?
でも勇者さまはえらいねぇ?がんばって声を堪えて……私のおっぱいに负けないようにしてるもん?」
小悪魔な笑みで、少女は身体を擦り付ける。
もし、勇者がもう少し背が高かったならば、きっとこの瞬间堕ちていたに违いない。
まだ、决定的なまでの快楽が与えられていないから、ギリギリのところで踏み留まっていられるのだ。
それこそ、勇者よりも头一つ大きい骑士だったならば……。
だが、どれだけ我慢をしても、いずれは决壊する。注がれる快楽が器を満たす时が、刻一刻と迫ってきている。
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そしてこの状况を打破する手段は、ない。
振り払おうと身体を动かした瞬间、きっと快楽の阈値を越えてしまう。
されど、このまま耐えていても未来はない。限界はもう、目の前まで来ている。
一か八か、自分を信じて勇者は身体に力を込める。最后の抵抗。破れかぶれの一撃。
快楽に犯されていようと、自分は勇者なのだ。魔族と言えど色事に特化した少女一人。それを振り払えずして、勇者など名乗れるはずがない────
「でも我慢はだぁめっ?おとなしく堕ちなさいっ?」
その时、少女が小さく身を屈め、跳ねるように身体を揺らした。
ぐにゅんと形を歪めながら、少女の柔乳はへそから下へ、すなわち生えたばかりの阴茎へ。
服越しに、固くなった先端をねちっこいまろやかな感触が包み込み、次の瞬间には大きくズリ上げた。
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