怪しくない人间はそんなこと言わない。
「いいからそのまま手をあげるんだ」
女性「あー…わかりました…」
女性「谁もいないって话だったのに…」
女性は何か闻こえない声で呟きながらも、指示どおり両手を天に突き出す。
背丈はさほど大きくなく、见た目は幼い。10代后半、下手すれば前半と言われても违和感のない、目の大きな色白の童顔だ。
しかし、顔の幼さとは相反して上半身は黒のチューブトップのみ、下はホットパンツと露出の多い服装をしている。
何より身体のメリハリが効いてて、胸と尻、腰のくびれは大人も顔负けなスタイルだ。
特に胸、まさに爆乳という言叶がふさわしいだろう。乳房ひとつが女性の顔よりも大きい。
穷屈だと言わんばかりに衣服を押し上げており、正中线上には见事な谷间がみえる。
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女性「あの、いつまでこうしてれば?」
女性の声にハッと我に帰る。煽情的な身体に目を夺われてしまっていたようだ。
「あ、ああ。じゃあそのまま连行する。ついてこい」
まさか见惚れていたなんて言えない。なんとか取り缮って后をついてくるよう促す。
女性「え、もう行くんですか?」
「は?」
予想外の言叶に思わず闻き返してしまう。
女性「こういう时って普通やりますよね?ボディチェック」
そのとおり、こういう时まずは凶器などを持っていないかチェックする必要がある。
「う、うるさい、そんなことはお前がどうこう言うことじゃないだろ」
女性「あの、ちゃんとリザって名前があるので、そちらで呼んでください」
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リザ「ほら、私が凶器を隠してるかもしれないし…?しっかり确认したほうがいいと思いますけど?」
女性、いやリザは马鹿にするような口调で続ける。
リザ「それとも触れない理由がなにかあるんですかー?くすくす?」
「な、なんだよ急に…」
こいつ、こっちが女性に不惯れだからって马鹿にしやがって…!
「わかったよ。やればいいんだろ…!」
どうもこういう女性は苦手だ。
たしかに自分に女性経験がほとんどないことは事実だが…。
こんなことなら多少は酒场にでも出入りすべきだったな…。
そんなことを后悔していても仕方ないので、ボディチェックをはじめる。
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