「セックスがダメなら、手でも口でもいいんだ。お愿いだ、絵梨」
强引な僕の态度に惊いた顔をした絵梨の口元が一瞬歪んだ。
「あ、歩梦、やめて。なんだか……怖いよ」
その目に浮かんだ感情は恐怖?嫌悪?軽蔑。
すーっと、絵梨の中で僕への爱情が死んでいくのがはっきりと分かった。
今までに见たことのないその表情を目にして、遅まきながら渐く僕は我に返った。
「ご、ごめん、絵梨。怖がらせるつもりは―――」
「触らないで!」
安心させようと伸ばした手を振り払われる。
惊いて立ち尽くす僕を、何かおぞましいものでも见る様な目で见る絵梨。
その目の中で、怒りの火がはっきりと燃えていた。
「信じらんないっ。最っ低!」
吐き捨て、そのまま走り去ってしまう。
「絵梨………」
その场にたった一人残されて、僕の心はバキバキに折れ、砕けて、暗い闇へと坠ちていった。
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翌日。
学校内で絵梨に何度も谢ろうとしたが、その度に逃げられてしまった。
そして放课后。
「絵梨はもう工藤とは会いたくないって」
「あんなに泣き肿らした絵梨、初めて见たよ。何したの、あんた。まぁ、私らには関係ないけどさー」
「僕は……」
「とにかく、ウチらは伝言伝えたんで」
「これ以上絵梨に缠わりつくようなら先生にチクるんで。OK?」
絵梨の友人二人から、ゴミを见る様な冷たい眼差しと共にそう告げられて、僕たちの関係は完全に崩れてしまった。
抜け殻のようになりながら生徒会の仕事を终わらせて。
気づいたら、昨日と同じ时间の电车に乗っていた。
満员电车に揺られると、昨日の出来事が苏ってきて、悔恨と欲情が头を擡げてくる。
昨日あの后、どうやって家に帰ったかは覚えていない。
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すぐに眠ってしまおうとベッドに倒れこんで、でも眠れなくて。
気づいたらズボンから、千鸟先辈の下着を取り出していた。
眺めているうちに引き寄せられるように鼻に押し当て、その匂いを嗅いでいた。
匂いを嗅いだ瞬间、猛烈な欲情を覚えた。
だから、自慰をした。
涙を流し、呜咽を零しながら。
电车内での千鸟先辈の声や香りを思い出しながら、ひたすらペニスを扱き続けた。
千鸟先辈の技巧とは比べるべくもない拙い动きだったが、下着の匂いに兴奋を掻き立てられて、あっという间に絶顶を迎えた。
1回では全く収まらなくて。
电车内と同じように千鸟先辈の下着をペニスに巻き付けて扱き上げて、何度も何度も精を吹き上げたのだ。
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