全身にハートマークのタトゥーが施された怪人。ピンク色の长い髪をなびかせ、淫靡な笑みをこちらに向けてきた。マジックミラーで见えないはずだが、あらかじめボクが见学に来る话を知ってのことだろう。
その笑みも劣情を诱うには十分な卑猥さがあったが、彼女の姿はそれ以上だった。下半身を隠すものは纽のような赤いショーツのみ。むっちりとしたお尻は女性ならではのふくよかな丸みを有している。そして、何よりもその豊満な乳房が印象的だった。ナーティアの胸も爆乳の分类に入るほど豊かではあるが、彼女たちの乳房はナーティアの爆乳をはるかに凌いでいた。そして、ここから见ているだけでもわかるほど柔らかく、彼女たちが动くたびに乳房全体が波打った。
「彼女たちはこの処刑のためだけに生み出した怪人です。彼に行うのは、『ギロチンの刑』です。ギロチンと闻くととても怖いイメージが浮かぶかもしれませんが、先ほども申しましたとおりわたくしどもは杀伤の类は望みません。ですので、安心してご覧ください。そして、目に焼き付けてください、『アクメハート』に逆らったヒーローの末路を……ふふふ」
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ナーティアの浮かべた笑みは、今までの流れの中で最も淫靡で嗜虐的なものだった。
***
「くっ!ここから、出せ!これを外せ!」
ガタガタと椅子を揺らし、必死に拘束を外そうと试みる。だが、手首を痛めない仕様の柔らかな拘束具であっても、今の勇気には外すことができなかった。
アトミックスーツさえあれば、こんな拘束など简単に引きちぎれるのに、と歯噛みせずにはいられなかった。
また、民间人を人质にされていなければ、アクメハートの怪人に负けることなどなかった。
そして、今ここに変身デバイスさえあれば、と。
次々と现状に対する后悔、あるいは仮の物语が浮かんでくる。自分がこんなにも无力だったとは思わなかった。いや、思いたくないのだ。
唯一の救いは、未だにレッドだけが捕まっていないという事実だけ。最も、これもアクメハートの怪人から闻かされた话だから完全に信用することはできない。しかし、もしこれが嘘であったとしても、アクメハートには何のメリットもない。故にこれは真実であると勇気は考えていたのだが。
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そんな事実も虚しく、数日の监禁生活が続き、今日、処刑されるらしい。
(なんとかして、この状况を打开しなければ)
そう、考えているところに二人の怪人が部屋の中に入ってきた。
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