「んちゅ??れる??れろれろれろれろ……??れりゅっ??んぢゅるっ??れぇ…れるれるれろぉ……??」
「んんんっ!?ん、んんん、ん……ぁ……??」
俺の脳が状况を理解するより仅かに早く彼女は次の行动に出た。俺の口の中に大量の唾液と共に舌を差し込んできたのだ。
甘い、甘い唾液。先ほどまで甘いものをほとんど食べてなかった口の中に极上の甘さとまるでとけたチョコか水饴のような粘性をもった唾液が口の中一杯に流し込まれる。
そして甘い蜜に口内を支配されている间にその唾液に包まれたぬるぬるで柔らかな舌が蹂躙する。歯茎の裏を舐め上げ、俺の舌に触手のように络み付き、これでもかと言うほどに快楽を流し込んでくる。柔らかでみずみずしい唇も押し付けられ、俺の口に彼女のリップがこびりつく。抵抗など出来ない。いや考えられない。ただただ与えられる変幻自在な快楽と甘さに脳を焼かれ俺の思考はとろとろにとかされていく。
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「んちゅ??ちゅるるるっ??らるれるれるっ??ぢゅるるるるる……ぷはっ??……くすっ??どうでした?私の『ストロベリーチョコキッス』は??なにかまだ、考えられますか?」
唇が离れたあとも俺の思考はとかされたままだった。とろとろになった头の中に彼女の声が反响する。それだけでぞわりと背筋を舐め上げるような快感が走る。なにも考えられなくて、気持ちよくて、力が入らなくて……??
「ねぇ先辈……薬、のまなくていいんですか…?」
「……っ!」
彼女がそういうと同时に俺の思考が晴れる。そうだ。俺は今情报を与えないために自杀用の薬を饮もうとしていたのだった。思い出した俺は脱力し颚がうまく动かせないような口で、それでも出せるだけの力で奥歯の薬を噛み砕く。
薬が弾け、甘い味が口内に広がりー
……あま、い?
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「っぁ……あ、ああっ!!??」
「くすっ……??疑うことを知らないんですか?先辈……??」
ビータな口を开き舌を见せる。舌の上には紫と緑で出来た小さなカプセルがあり、ビータはそれをおれに见せつけると牢狱の隅へ投げ捨てた。间违いない。あれがおれの奥歯に仕込まれてた毒薬だ。さっきのキスのあいだに俺は奥歯の薬をすり替えられていたのだ。ビータによってすり替えられ、俺が今しがた噛み砕いたその薬は强烈な惚れ薬だったようだ。急激に心臓の鼓动が早くなり、ビータを见てるだけでドキドキがとまらず胸が缔め付けられるような感覚に袭われる。头の中が桃色に染まりビータの柔らかな胸やふともも、何より先ほどまで俺を梦中にさせたあの唇からめがそらせない……。
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