别买(3)



「ふざけてなんかないですよ…?色香による笼络は戦いにおける基本です…。ふふっ…指挥官さん、ここの皆に人気あるんですよ?远目でその姿を见たり、アズールレーンの皆さんが戦いの中で落とした写真を见たりして、真面目で可爱い顔を何度も目にしましたし、通信を傍受することで指挥官としての资质や、素の性格なんかも全部知ってるんです。まだ小さいのにがんばり屋さんで…。特に爱宕さんのようなお姉さんなKAN-SENからは、一度抱きしめてあげたいって言われるくらいなんですから…。」

「だ、抱き……?」

 爱宕に関しては知っている。重桜の中でも选りすぐりのKAN-SENの一人であり、指挥を出す裏でその妖艶な见た目に见惚れたのも、実は一度や二度ではなかった。その彼女に、そんな事を思われていたと知り、思わず顔を红くしてしまう。 nvwangtv.com

「むぅ…」

 ぽよん……

「……っ」

 自然なまま揺れていた胸が、意図的に体を震わせて揺らされる。まるで自分を见ろとアピールしているかのように…

「で、でも…。今指挥官さんを笼络する担当になったのは私…『樫野』です。実は私も指挥官さんのファンだったんですよ…?肩に乗せてあげれるくらい可爱いのに、いざ戦いになるとあんなに格好良く适切に指示を出して、でもその声も凛々しいのにどこか可爱くて…?頼もしいけど可爱い……。こんな指挥官さんが居たらなぁ…って、思ってたんです。だから私…今、结构本気なんです。だから、本気で指挥官さんを…重桜わたしたちの指挥官さんにしちゃいますね…?」

 樫野と名乗るKAN-SENの目が、まるでハートマークのようにより明确なピンク色に染まっていく。

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「そ、そうはいかない…!僕はアズールレーンの指挥官なんです…!重桜に屈したりなんか…」

 当然、好きなようにさせるわけには行かない。先程のように毅然とした态度と、睨みつける目つきで樫野を威吓しようとする。…が――

「あ…もう、駄目ですよ。さっきも言ったじゃないですか…そんな目をしないで、って…。女の子って、自分の体を见る目には敏感なんです…。眼の前で揺れるおっぱいに…いえ、私が部屋に入った时からずっと、私のおっぱいに见惚れてるのも知ってるんですよ…?」

「な…!?」

 言い返しようのない図星を突かれ、顔を真赤にしてしまう少年指挥官。

「それなのに…そんな无理して作った格好いい表情なんかされたら…『おっぱいでメロメロになっちゃ駄目だ』なんて顔されたら…可爱いくて仕方なくなっちゃうじゃないですか…?」
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