クエストの报酬に加え、ギルドからの昇给お祝い金も出ているので、今日は珍しく懐が温かい。
例え、仲间が见つからなくても、久々にうまい饭と酒が饮めれば十分。
俺の足取りは軽かった。
***
酒场兼宿屋薄明の夜明け亭。
「おっちゃん、肉と酒をくれ」
カウンターに座り、大将に注文する。
血管の浮いた秃げ头に、ごりごりの筋肉、太い眉毛に浓い口髭と子供だったら一目见て泣き出しそうな风貌の大将は眉をピクリと上げ、
「珍しいな」
「あぁ。渐く、昇格できたもんで」
「ほぉ。やっと一人前になったわけだ」
「そういう事」
「それで、祝いにうちに金を落としてくれようってか。ありがたいこって」
「そういう事、そういう事。あと、仲间も探してる」
「なるほど。一匹狼を廃业して、パーティーを组もうってか」
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「そういう事」
「―――ふむ。お望みは?」
人の集まる酒场では、往々にして冒険者同士の斡旋业も営んでいる。
要望を寻ねてくる大将に、俺は先ほどメアリちゃんにしたのと同じ考えを伝える。
「后卫か……しかも、魔法使いか僧侣」
话を闻いて、大将の表情が昙る。
「いないか?」
「まぁ、どちらも人気だからな」
「そうだよな」
一匹狼でやってきた冒険者がパーティーを组もうと考えるなら、まず最初に仲间にしたいと思うのはやはり魔法使いや僧侣など后卫を任せられる职业の者になる。
「―――まぁ、のんびり探すさ。别に急いでるわけじゃない」
肩を竦めて言い、运ばれてきた酒を、喉を鸣らしながら半分饮み干し、肉に啮り付く。
「まぁ、そうだな。谁かいいのが来たら绍介してやる。とりあえず、今日のところはゆっくりしていきな―――こいつは、俺からの祝いだ」
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大将がそう言って煮込み料理を置いてくれる。
「ありがとう。そうさせてもらうよ」
会话を终え、大将は仕事に、俺は食事に取り挂かる。
ややあって。
「―――ねぇ、お兄さん」
と、俺に声をかけてくる者がいた。
「ん?……うおっ」
何気なく振り返って、思わず惊きの声を上げてしまう。
一言で言えば、バニーガールだった。
鲜やかなピンクの髪、ちょっとそこらでは见かけないほどの美貌。
特に、目元の泣きホクロが色っぽい。
だが、やはりバニーガールだった。
布面积が限りなく小さく、俺の头ぐらいありそうな乳房の上半分も、绮丽なお腹も、くびれた腰も露になっている。
さらに、むっちりとした太ももを半ばまで包むニーハイソックスが作り出す絶対领域が目に眩しすぎる。
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