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日文655(14)


(こんなの、耐えられないっ??……あ、头がおかしくなりゅぅぅ……?)
睾丸の中で精液が沸々と煮えたぎり、射精の瞬间を求めてびくびくと震えている。
「ぷはぁっ??」
たっぷりと僕の口内を贪った真鱼が唇を放す。
二人の间には、银色の淫らな糸が引いた。
「どう、道镜ちゃん、気持ちいい?」
真鱼に见つめられる。
美しい紫色の瞳に、蕩け切った自分の姿。
「あは?気持ちいい……ですぅ……??」
缔まりを失った口の端から、涎が零れ落ちていく。
自分自身では座禅を组んでいるつもりだったが、実际にはすでにその体からは力が抜けて、后ろから抱き缔めてくれる真鱼の乳房に后头部を押し付け、体重を预け切っている状态だった。
「どびゅどびゅって、射精したい?」
真鱼が问いを重ねる。
视线を下半身に向ければ、これまでの生涯で见たことがない程大きく勃起した肉棒を、真鱼の绮丽な両足が挟み、ずりゅずりゅと淫らな音を立てながら扱き上げているのが见えた。
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肉棒は、滝の雫でも流し落とせないほど大量の我慢汁によってぬるぬるの状态だ。
それを络めながら扱き上げられる度、得も言われぬ快楽が全身を贯いていく。
真鱼の足が、睾丸を甲に乗せて、まるでその重さを确かめようとするかのように揺する。
「たまたまもパンパン?精液でもう、はち切れちゃいそうなほど、たぷんたぷん?射精したければ、させてあげる?これまでに味わった事がない程気持ちいいよ、きっと?」
真鱼が甘く、淫らに嗫く。
(したいっ?気持ちよくなりたいっ??)
快楽に蕩け切った脳裏に、色欲に狂った己の声が响く。
が、同时に聴こえてきたのは、啜り泣く様な子供の声。
どきっ、とした。
思い浮かんだのは、幼い少年の姿。
薄汚れた格好で、大粒の涙を流しながら、自分よりも少しだけ大きな、子供の顷の僕にしがみつく、2つ下の弟である。

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(浄人………)
胸が缔め付けられる。
僕たちが生まれたのは后世、长瀬川と呼ばれることになる河内国若江郡、大和川の畔にある贫しい家だった。
かつて栄华を夸った一族の末裔と虽も、没落した家ならばどこも同じようなものだろう。
物部氏自体は、守屋の兄や弟の系统が“石上”と名を変えて残り、当主の石上麻吕は朝臣の姓を与えられ、左大臣の要职まで昇り诘めている。
今年の春、麻吕が亡くなると、朝廷からは従一位の位阶も追赠された程の重镇だ。
だが、物部守屋の末裔である弓削の者たちは捨て置かれ、犬畜生のような扱いを受けてきた。
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