「そっ、それは、俗世を生きる人に任せるっ」
女の容姿は美しく、この世の物とも思えなかった。
日本人とも、朝鲜や中华の人とも违う。
书物でしか闻いたことのない遥か西、「日の沈むところに最も近い大国」と呼ばれる「大秦国」の人间だろうか。
その国には、白い肌と青い瞳を持つ人がいるという。
この女は、青ではなく、紫の瞳をしているが、青が居るなら紫が居たとしても何ら不思议はない。
でなければ、妖、神仙の类とでも言うつもりか。
「ふーん。じゃあ………兴味ないの?」
そんな事を言いながら、女が自身の半裸の肢体に手を这わせる。
豊かな乳房を下から掬い上げ、落とす。
たぷんっ、という拟音が头の中に响いた気がした。
指が滑らかな腹を滑り降り、弾力のありそうな太ももを抚で、股间の淡い茂みをさわさわと掻き分ける。
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途辙もなく淫らな光景に、息をするのも忘れて见入ってしまう。
「くすっ?……兴味、あるんじゃん?」
笑われて、赤面する。
「ば、马鹿を言うなっ!ぼ、僕は―――」
「はいはい、むっつりスケベなのね。でも、勿体ないよぉ。こんなに大きいのに。ね、触らせて?気持ちよくしてあげるから?」
女が空中で何か筒状のものを扱くような动作を见せ、妖しく笑う。
「っ…」
その动作を见るだけで、口の中に唾液が溢れ、肉棒がぴくんと震えてしまう。
反论の言叶も出てこない。
滝行によって感覚が鋭敏になっているためか、女に握られた时の、指の甘美な感覚が未だに肉棒に残っていた。
それだけで、心がざわつく。
(不甲斐ない。しっかりしろ………)
己を叱咤し、女を无视しようとするが、ついつい、その姿を目で追ってしまう。
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雫に濡れ、月光を浴びて艶やかに辉く白い肌。
ちょっとした动きで、ふるふると魅惑的に揺れる乳房。
滑らかなお腹。
下腹部の淡い茂みの奥がどうなっているのかも、気になってしょうがない。
溢れてくる唾液を饮み下し、
「い、いいからもう帰りなさい。どこから迷い込んだのか知らないが、本来、ここは女の来るような场所ではないのだ。修行の邪魔になる」
座禅を组み直し、ふつふつと込み上げてくる热を无视して、修行に集中しようとする。
だが。
ふにゅり、と柔らかな感触が背中に押し付けられる。
「なっ………!」
惊きに目を见开き、身を捩るが、背中侧から抱き着く女を振り払えない。
逆に、しがみついてくる体の柔らかな感触に力が抜けていってしまう。
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