戸惑う僕に身を寄せ、そっと股间に手を这わせてくる若宫さん。
先ほどあれほど射精したにもかかわらず、目の前で缲り広げられる淫らな宴と、若宫さんの瑞々しく、厌らしい肢体を前に、僕の水着ズボンにははっきりとテントができていた。
ごくりと唾を饮み込み、若宫さんに手を引かれるまま、僕もまたその狂乱の中に身を投じていく。
とはいえ、色々と浮いていそうなプールにはさすがに入る気になれず、僕たちはプールサイドのチェアに腰を下ろした。
饮み物を持って巡回している黒服からシャンパンを受取り、とりあえず乾杯する。
その间も、四方から淫らな娇声が闻こえてきて、落ち着かない事この上ない。
隣のチェアでは、60过ぎのおっさんが四つん这いになって、尻穴を女性に舐められながら肉棒を扱かれ、まるで豚の様な丑い喘ぎ声を漏らしている。
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思わず嫌悪感を抱くような、物凄く、丑悪な図だった。
だというのに、股间の高ぶりはさらに増していく。
「あの方は、次期干事长とも噂される与党の有力国会议员様なんですよ。毎年ご利用いただく常连様です」
添い寝するように身を寄せてきた若宫さんが耳元で嗫く。
「えっ……」
惊いて视线を向けた先で、おっさんがびくびくと体を震わせながら白浊液をぶちまける。
国家を导かねばならない立场の男が、なんと无様な………。
そんな思いとは裏腹に、肉棒がひくひくと震える。
「ふふ……兴奋されてるんですか?」
「んんっ……」
膨らんだ股间に、若宫さんが太ももを擦り付ける。
剥き出しの乳首に指が这いまわると、ぞくぞくした快楽に体が震えてしまう。
「あの方は最高裁判事。あちらは有名な俳优さんですね。あの方は一流企业の会长様。あちらで踏まれて喜んでいらっしゃるのは警视総监。その隣で并んで踏まれていらっしゃるのは大手新闻社の编集长。プールに浮かんでいらっしゃるのは、あの舌锋鋭い野党のホープ様です。今はとても気持ちよさそうな顔をしていらっしゃいますね。皆様、いずれもVIPの方々です」
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プールの周りで快楽を享受している男たち。
それを一人一人示しながら、若宫さんが、その素性を明かしていく。
そのいずれもが、高い社会的立场や権威、権力を持つひとかどの人物たちだった。
そして、そんな男たちは例外なく谁もが、快楽に蕩け切った顔をしている。
ヴェイン?グループがいかにこの国の深层に浸透しているのかが、このプールに集う人々を见るだけでわかるわけだ。
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