「かと言って、ここも安全という訳ではないだろう」
外に目を光らせて、雷十は言った。
「だが、无闇に姿を晒すのは危険だ。俺が戻らなければ、繋ぎの者が动く手筈になっている。それまではここで様子をみよう」
そうして、雷十はその场に腰を落とした。
お瑶は正面から雷十を见る。
「ああ、少し寒いわ」
くノ一らしからぬことを口にした。
「ふん、止めろよ。こんな时に俺を诱っても、お前さんの得にはならないぜ」
素っ気なく雷十は返す。
「あら、男と女が同じ屋根の下で、何もしないで朝を待つなんて、野暮じゃない」
軽口を叩いてみたものの、お瑶は不思议な心地だった。それは外の空风とは裏腹に、どこか身体が温かく感じられるような心地だ。この男には先刻初めて会ったばかりで、ともすると敌かもしれぬが、それでも妙な亲近感を覚えてしまうのだ。それも、同じ忍びという境遇だからだけではないらしい。
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「女は嫌いなのかしら」
「ふん、女は好きさ。だがくノ一は别だよ。同じ里の女でも、裏を掻かれるのが忍びというものだろう」
「警戒しているのね。まあ、无理もないわ」
じんわりと、お瑶の下腹部が热くなってくる。これはどうしたことか。少しの戸惑いがお瑶に生まれた。
お瑶とて、数多くの男を相手にしてきた。その中には、初心にも恋慕してしまった相手もいる。今、雷十に対して感じている女体の反応は、それに似ていた。手练れのくノ一が男に恋情を抱く等笑止だと心では思うが、その秘部は、微かに濡れてきているのだ。
身体は男を求めている。そして、心も……。
お瑶は膝立ちになり、雷十へと诘め寄る。
「ねえ、贵男はわたしを助けてくれたわ。そのお礼がしたいのよ」
嗫くように、お瑶は言った。着崩れた着物がら、白い肌が覗いている。
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「成り行き上たそうなっただけだよ」
にべもなく雷十は返した。しかし、その视线は深い女の胸元へと注がれている。
「なら、男と女同士がこうなるのも、成り行き上仕方ないんじゃないかしら」
お瑶は器用に雷十の裈を解く。すると立派に屹立した阳物が飞び出した。
「ほら、身体は素直ね」
「ふん、好きにするさ」
少しの悔しさを渗ませながら、雷十は言った。
お瑶は微笑むと、上体を屈ませて顔を男の股间に埋めるようにして、阳物を衔え込む。
「ううっ」
雷十の口から息が洩れた。
そしてそのまま、お瑶は絶妙な舌使いで、怒张した阴茎を丹念に舐っていく。
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