后を引き継ぐことになった丹羽长秀や长谷川秀一に引き継ぎを済ませ、安土城を出る。
大事な役目を解任された负い目や屈辱よりも、坂本城に戻れる喜びの方が胜っていた。
これで、帰蝶に会いに行けるのだから。
***
「あぁ、帰蝶様ぁ……?…また、上様の怒りを买ってしまったよぉ………??」
5月17日に坂本城に戻ってきた光秀は、そのまま帰蝶の下に向かった。
「まぁ、それは大変でしたね、光秀様?」
年甲斐もなく甘えた声を出す光秀を、帰蝶は优しく迎えてくれる。
それまで人目を気にして気难しい顔を取り缮っていた光秀だったが、帰蝶の姿を目にするなり、その顔が弛缓した。
すぐにお互い着物を脱ぎ捨て、肌を合わせる。
「帰蝶様?贵女が恋しくて、恋しくて……」
光秀は恍惚の表情を浮かべたまま、帰蝶の唇を吸い、胸元に顔を埋め、その秘所を対面座位で贯き、その名を呼びながらかくかくと腰を振るう。
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「私も、光秀様に抱かれる事ばかり考えておりました」
その声を闻くだけで、言い知れぬ幸福感に心が満たされていく。
后头部をぎゅっと抱えられ、诱われるままに豊満な胸元に顔を沈める。
甘い香りに头の中が瞬く间に桃色に染められ、この数日の间溜まりに溜まった白浊液が射精を求めて喷きあがってくる。
「帰蝶様?帰蝶様ぁ?…も、もうっ……?」
「あら。もう出してしまわれるのですか?」
「出したい?出したいでひゅぅ……?」
そこには、イエズス会の宣教师ルイス?フロイスが着书『日本史』の中で、「计略と策谋の达人」と评した男の面影は欠片も残されていなかった。
帰蝶の胸元にべろべろと舌を这わせ、头を抚でられる事に至福の表情を浮かべ、ただ只管に腰を振って快楽を贪る。
もはや完全に、光秀の心は帰蝶で占められていた。
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そのせいで、らしくない失言や失态を引き起こし、信长の怒りを买ってしまっている。
だが、もはやそんな事さえも気にならなくなっていた。
「いいですよ、光秀様?存分に、お出しください?」
腰に帰蝶のむっちりと肉付きの良い白い両足が巻き付き、さらに奥深くへと肉棒が诱われる。
无数の襞が络みつき、じゅるじゅると淫らな音を立てながら精を搾り取ろうと蠢く。
それは、まさに底なし沼である。
「あぁっ?き、帰蝶様ぁっ?で、出るっ!!」
どびゅんっ?びゅくびゅくっ?びゅぅぅぅっ??びゅるるるるっ??
びくびくと体を震わせながら、溜めてきた精を一挙に注ぎ込む。
「光秀様?」
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